:Social Contract

Korobokkuru2005-06-04

マッキンゼーのIan DavisがThe Economistに寄稿した記事より:
企業と社会との関係をめぐっては現在、2つの立場が主な主張を展開していると言う。
一つ目は、ミルトン・フリードマンの言葉を借りるなら、the “business of business is business”であるとする立場、企業の存在目的は株主の利益確保にこそあるとする立場だという。
 他方は、“Corporate Social Responsibility” (CSR)の大切さを説いてやまない立場である。
 氏の論点は、短期的にベストな戦略の場合には前者、長期的な視野をとった場合には後者がしばしば企業に採用されてきたが、これら二つは本質的には同じ事態の一面なのではないか、というものだ。